千春会

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治療症例と効果

治療症例と効果

症例1

治療前

私の先輩のドクターが「これ、どう思います?」とCTを持参されました。興味ある症例や教材になる写真をよく持ってこられていましたので、一見した私が「転移性肝ガンですね。原発巣はどこですか?」と言いながらよく見ると、何とその先輩のCTだったのです。25年前のことで、まだ「癌告知」も十分ではない頃でしたが、検査の結果「胃ガン」が見つかりましたので事実をお話し、私の教室で手がけていた「温熱化学塞栓療法」を説明して、受けてもらうことになりました。

治療後

その方法は、カテーテルからじゃがいも澱粉から作ったミクロ粒子を注入して腫瘍の血流を塞栓し、その間にハイパーサーミアを行うのですが、半年後には機関銃で撃ち抜いたような肝転移が消失し、ドクターは病院に復帰されました。地区の医師会では進行ガンのため、誰が葬儀で弔辞を読むか決めていたようですが、あまりの元気な姿に「誤診ではなかったのか」と取り沙汰されたとか。

私をハイパーサーミアに熱中させた、忘れられない患者さんです。

症例2

治療前

乳ガンを手術し、あと放射線治療、ホルモン療法、化学療法を受けましたが肺内にガンが浸潤して呼吸困難になり、「ここで死なせて欲しい」と緩和医療を希望して来院された女性です。「もう治療はしてほしくない。痛みだけを止めて」と言うのを「副作用のない治療だから」と説得してハイパーサーミアを開始しました。

治療10回後

10回の治療で何となく腫瘍が縮小している模様です。患者さんは食欲が出て調子よさそうです。ハイパーサーミアが週1回のため退屈で、外出するようになりました。

治療26回後

ハイパーサーミア26回の写真です。驚くほど腫瘍は縮小し、患者さんは新幹線で博多に行けるほど元気になりました。この時点で私は、「ガンが消えるのではないか」と思いましたが、実は骨盤にも転移していて、そちらが大きくなってきました。肺と骨盤を交互に治療しましたが、2年後に静かに亡くなりました。

「ガンの治療は諦めずに(ネバー・ギブアップ)」を教えてくれた、印象に残る患者さんでした。

千春会ハイパーサーミアクリニック

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